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かわいそうで涙が出る

  • 執筆者の写真: Ctree
    Ctree
  • 2022年9月23日
  • 読了時間: 3分

神様はやっぱりいないんだな。


あんなに頑張ってきた人に、こんな試練を与えるなんて。




努力はいつか報われるって、誰がいった言葉なんだろう。


こんなに努力してるのに、誰よりもストイックに過ごしているのに


ただただ、悲しい現実が起こった。




丹羽くんは今週の水曜日にインフルエンザの陽性となり、世界卓球を欠場となった。




丹羽くんを応援してるなかで、正直、一番ショックかもしれない。


一番悲しい。


悔しいことは散々あったけど、涙がとまらないのは初めてだ。





いままで、色々あった。



忘れられないショックは、2019年のチームワールドカップの記者会見。

彼がいなかった。

東京五輪の前哨戦という大会に、水谷、張本、吉村の3人で五輪はいくよを世間にアピールした。

丹羽くんの名前はあっても、出場の予定も帯同の予定もなかった。(水谷さんが怪我をして大会前日に呼ばれたけど)



そして、2018世界卓球団体戦。

そう、今回の世界卓球の前の大会。


日本がメダルをとれなかった。


決定的な監督のオーダーミスもあったのに。

色々あって、死ぬほどくやしかった。




そして、今回、丹羽くんは、失ったメダルの、そのリベンジをするはずだった。




丹羽くんは14歳で世界卓球に選ばれて12回出場。


すごいキャリアだ。


ここ6~7年は、世界ランキング国内2位以内をキープしていて、その条件をクリアして、選考会には出ずに、世界卓球日本代表に選出されてた。


でも、今年から、全員がふるいにかけられる選考会方式に変わって、ほんとに久々に出場した選考会で、出場の切符をつかみとったのに。。。





春に世界卓球代表に内定したときは

「僕は5位だから(五番手だから)あまり使われないと思いますけど、団体戦は何があるかわからないのでいつでも出られる準備をします。」

とありえないぐらい謙虚なことを言っていた。


でも、6月にWTTリマで久しぶりに海外選手と闘い、以降丹羽くんは徐々にその機会を増やし、最後の1か月は日本と外国を毎週行き来していた。


戦わないとわからないことがある、課題が見つかれば次の練習に活かせる


大会のドロー運もあるけど、坂本さんのアレンジで海外選手と練習するなど、充実した日々に見えた。


少しずつ手ごたえも感じつつ、自分が海外の選手と闘えなければ世界選手権に貢献できないと絶対に思っていたはずだ、そんな覚悟が伝わった。




どうして、そんな人が、大会直前でストップをくらうのだろう。。。






大会が始まったら、きっと世間は熱狂するのでしょう。






私には、成都から色彩がなくなってしまった。


いや、そんなこと言わずに日本を応援しなよ、とか言われても




ごめん、替えはいないんだよ。





あの子が唯一無二だから。






あなたの努力してきた姿を思い出して、

しばらくは、時々、人のいないところで泣くよ。





どうかどうか軽症で、早くなおりますように。






そして


「丹羽くん、あんなこともあったけど、今、やったね!」


って言える日が来ますように。。





心から祈っています。

 
 
 

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