こんな状況の中でもギリギリの最高の調整を考えてる
- Ctree
- 2021年5月16日
- 読了時間: 2分
アジア卓球選手権の代表権を放棄して、水谷さんと丹羽くんは、代表選考会に出場する。
試合がしたいんだ
実戦をしたいんだ
そういうことだよね。
負ける可能性だって全然ある。
みんな強いもん。
現五輪代表を打ち負かしてアピールしてやろうと、全員思っているだろう。
言葉に出している選手だっている。
みんなに研究されて、思い切り向かってこられる。
恐ろしい。
この時期に負けたら、なんだよ五輪代表のくせにとか、強いやつに替われよとか、お前が出たらメダル獲れないとか、絶対言われる。
メディアもSNSも、そういうこと言うの大好きじゃん。
自分が自信を失う可能性だってある。
それでも出るんだよ、それが最高の調整だと思ってるから(泣)

五輪がなくなったら、次の貴重な国際大会は、アジア選手権になるかもしれない、その代表権を自ら放棄。
水谷さんはもう代表クラスで戦う気はくて、最初からアジア選手権のことは眼中にないかもしれない。
丹羽くんも、アジア選手権は後輩に譲る、っていう気持ちもあるかもしれない。
でも、パリ五輪も狙うなら、今は従来と違って国際舞台が少ないので、アジア選手権でいい成績を収めることは大きなアピールになるのでは。。。
もう、先のことを考えていない、そんな覚悟を感じる。
五輪のために、いま、何ができるか。
悔いなく準備するためには、どうしたらいいか。
そこに集中。
この感じ、博打魂、いっちょかけてやろうみたいな勝負師の部分は、この二人の共通点な気がする。
五輪反対がうずまくこの状況で。
中止になるかもしれない、全くわからない、この状況で。
ギリギリの、最高の準備を考えてるなんて、考えられない精神力だ。
今回ハリーは選考会には出ない。
ハリーの場合、試合に出ると中国から研究されるので、あえて見せないという戦略かもしれない。
あと、国内選手に負けるってことをメンタル的に引きずる繊細さがあるので、そういう自分の性格を考えて、ベストな選択をしたのかもしれない。
あんたたち、かっこいいよ。
このそれぞれ選択が、3人のオリンピアンに、いい影響をもたらしますように。
最後は、いつもそう。
祈ることしかできない。
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