卓球動画に合う曲③【U2】散りゆく姿こそ美しい
- Ctree
- 2021年4月29日
- 読了時間: 3分
U2の透明感は、丹羽孝希選手の透明感に通じるなと思うことが多い。
寡黙で闘志を内に秘めている姿が、U2の、ときに静かで、ときに激しい、澄み切ったサウンドに合ってるのかもしれない。
丹羽孝希 2019 全日本卓球 フォトダイジェスト
With Or Without You
これはU2の代表曲。
2019年の全日本選手権。
丹羽くんは準々決勝で水谷さんとあたり敗戦。
水谷さんはこの年の優勝を最後に全日本シングルスを引退されたので、全日本では二人の最後の戦い。
丹羽くんは真っ向勝負を挑んで敗れていき、その勝負の儚さと残酷さ、戦い終えたふたりの美しさを表現できたらと思いました。
3:30 からのラストショット。
そこがクライマックスとなるように
ボノの美しい高音のボーカルと、敗戦のスロー映像を重ねました。
負ける場面をあまり使いたくないファンのかたも多いでしょう。
散り際の美学、というのかな、男は散りゆく姿こそ美しい、と私は思っているので、
他の動画でも、敗戦の場面は丁寧に編集して、その美しさをどれだけ表現できるか、こだわっています。

丹羽孝希 2009-2018世界卓球ダイジェスト
All I Want Is You
これは2019年世界卓球前に編集したもの。
14歳で世界卓球にデビューした2009年から、2018年までの世界卓球での丹羽くんの姿を振り返りたい、これから世界卓球をご覧になる皆様、KOKI NIWAはこんなプレーヤーです、どうぞ予習してください、そんな思いで作りました。
※歌詞
君はダイヤのついた金のリングが欲しいという…
ゆりかごから墓場まで
僕達がかわす約束は、どんなに多いのだろう
僕はただ君がほしいだけなのに
このとてもピュアなラブソングをBGMに、少年から大人になっていく丹羽くんの姿を重ねました。
静かに始まる曲調のなか、
10代の幼い顔立ちの丹羽くんが、ボルや馬龍などのとんでもない選手と堂々と戦っていた事実に、今さらながら驚かされます。
4:09 ギターの音の厚みが増すところからを、世界卓球2017オフチャロフ戦としました。
ひとりの少年が青年となり、花開いて卓球の充実の時をむかえる、そんな姿を表現したかった。
これ、結構ウルっときますよ、と感想を頂いて、うれしかったです。

丹羽孝希 2019 T2 Diamond In Malaysia -Koki Niwa vs Mattias Falck-
Silver And Gold
T2ダイヤモンドのファルクとの戦い。
T2のセットは豪華で照明も美しく、丹羽くんの妖しい魅力が引き出せた曲なのではと思っています。
4:09
この敗戦のシーン、美しいギターソロのタイミングに合わせました。
やっぱ、散っていく姿はロマンなんです❤

丹羽孝希vsオフチャロフ 2015ワールドカップダイジェスト
Desire
2:51 オフチャロフに負けて握手の後、いつも冷静な丹羽くんの表情が崩れて「あー負けちゃった」とブーたれ顔をするところが、すごくかわいくて、キュン死しながら編集しましたw

丹羽 孝希 2018世界卓球 6日間の表情 U2 ver.
Seconds
これは限定配信。
2018年世界卓球団体戦は、Youtubeでは、ティアーズフォーフィアーズ版をアップ。
この大会は何度みても、苦い思いが胸によみがえります。
スウェーデン、ハルムスタッドでメダルを逃した虚しさが、この曲でも表せるのではないかと思って編集しました。
曲自体はメッセージ性が強くて「このボタン(核の)を推したら、1秒でさよならだよね」っていう内容。
淡々としたリズムの中、追い込まれていくような旋律が、この厳しい戦いに合っているんじゃないかな。
初期のU2の珠玉の一曲、シングルカットされてないからこそ、絶対ここで使いたかったです
。

U2好きなんですよ。
代表曲はたくさんあって
プライド、ブラッデイサンデー、ニューイヤーズデイ、バレットブルースカイ、ヘルタースケルター・・・
これをBGMにして、もっと動画を作りたかったな。。。。
機会があったら、なんか作りたいですね。
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