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いつも信じる力が弱い

  • 執筆者の写真: Ctree
    Ctree
  • 2021年6月28日
  • 読了時間: 3分

北海道新聞だけだ、こんな記事を書いていた。


「丹羽選手は、今不調だと言われているけれど、この選手はいつもそういうことがあるけど、大舞台で必ず結果を出す。


理由は本人も分からないだろう。


リオ五輪前も数か月絶不調が続いた。


2019年の世界選手権は誰も期待していなかったけど、唯一ベスト8まで進んだ選手。


7連続初戦敗退で絶望視された五輪の切符も最後の1か月でもぎ取った。


だから今回も大丈夫だ、心配するな」




そんな内容。




地元の新聞社だからこそ、ずっと彼を見つめ続けてきたからこそ、書ける記事だ。


卓球王国やラリーズは、ここまで踏み込んで書かない。

そもそも、丹羽派じゃない。(書いちまった。でもほんとのことじゃん。テレビ東京の記者も)




最近の第1子誕生のおめでたいニュースにも、SNS上では、プライベートで結果だすんじゃなくて試合で結果出せ、みたいに皮肉を言われている。


丹羽選手にはアンチがいる。

それも少なくはない。


なんでこんな覇気のない選手がずっと日本代表で居続けるのか

不安定な成績で安心できない

水谷や張本とは、かけはなれている

こいつが代表になるシステムを作った日本卓球協会の罪は重い


何年も何年もたたかれ続けてきた。


そういうヒトたちは、勝った時は大人しくしてるけど、丹羽選手が負け始めると、騒ぎ始める

「だから丹羽はだめなんだ。こうなることは分かっていた」






五輪で「だから言ったじゃないか」と、彼らに言われることになるのか


北海道新聞の記事や、応援しているファンのように、「やっぱり丹羽は大舞台に強いじゃないか」と言われるのか







わからない。






すべては1か月後だ。








熱心なファンは言うだろう

「分からないじゃなくて、彼は活躍するんだって信じるのが真のファンでしょう」と






でも私にはできない。ほんとうに分からない。


厳密に言うと、

信じたい、きっとダイジョブだ、今回は厳しいかもしれない、だめかもしれない、

その感情の波の中を、いったりきたりしている毎日だ。




今までずっと応援してきたけど、信じる力は弱い。


自己肯定感が死ぬほど低いから、自分の好きなものも、信じることがむずかしい悲観的な人間だ。




彼は五輪で活躍できなくて、さらに今年の世界選手権個人戦で結果を出さなかったら、もう来年のナショナルチームにはいない。

いさぎよい彼は、国際大会から引退、家族のために国内のTリーグに専念するかもしれない。

(家庭がなかったら、引退も考えるひとだと思う。事実、リオではメダルがとれなかったら卓球をやめるつもりだったと言っている。)





でも、彼が活躍したら、また、大逆転のストーリーとともに、伝説が一つふえていく。










ここでもね、あんたは杞憂だったと、天の賢い人達に、怒られたいよ。




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