お前は何にもわかってなかったよ
- Ctree
- 2020年3月1日
- 読了時間: 2分
五輪出場を決めた丹羽くんには、最近インタビューが増えている。
ケチャップさんのCrazyAthletes、卓球ジャパン、スポーツ報知→
そして今日のRallys前半の記事→
それらでわかった。
どんなにあの五輪争いがし烈で、丹羽くんがどんなに追い詰められていたのか。
1人でディズニーに行き、何にも乗らずにボーっと過ごすって、これ、仕事で追い詰められて、狂う寸前のサラリーマンだよ。
映画も、同じものを何度も見ていた。
見ている時間、ほんの2時間だけど、卓球を忘れられるから、その時間に幸せを感じるとまで言っていた。
泣きたいよ。
何にもわかってなかったよ。
あの子は切り替えが上手だから、無理をしない調整が得意だから、きっと乗り越えると。。。
町くんや、𠮷田くんのように、楽しい時間を過ごせる仲間もいるから安心だと。。
でも、見えないところで、一人で、地獄のような思いをして、ずっと戦いに出ていた。
8月の東欧でのフレイタス連敗の時は、勝つ気力すらなかったと(スポーツ報知インタビュー)。。。
ほんと、もう、お前なんか何も語るな、と自分に自己嫌悪だよ。
丹羽くんのファンだといってるけどさ。
これが現実だよ。何もわかっていなかった。
負けた試合でも、いいところを探して色々書いていたけど、結局それは自分のためだった、ファンとしてくじけそうだったから、自分を鼓舞するための言葉だった。
ごめんね、丹羽くん。

以前、仕事で追い込まれてもう限界だなって時に、2時間年休を取って、なんも考えずに、普段乗ることのない都バスに飛び乗った。
その路線は、お台場あたりをくるくると回って、終点が門前仲町だった。
そうやって、キラキラした海を見たり、お台場の広い道路の感じとか、最後は行ったことのない神社に着いたりして、すごく癒された。
今でもその光景を覚えている。もう10年以上前のことなのに。
丹羽くんが見たディズニーの風景はどんなふうに見えたんだろう。

ほんとうは、もうそんな気分でディズニーには行ってほしくないと思うけど、これからも色んなプレッシャーはあるだろうから、きっとそこで癒される時間を過ごすこともこれからも大切なんだね。
そして、それがつかの間の現実逃避だと分かっていて、それを人にも言える丹羽くんは、本当に強い男だと、かっこいいなと、心から思うよ。
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