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その一瞬の笑顔で十分

  • 執筆者の写真: Ctree
    Ctree
  • 2020年2月10日
  • 読了時間: 3分

日曜日、首位攻防戦のなか、東京が彩たまをビクトリーマッチでやぶり、カルッツ川崎が歓喜で会場割れそうだった。


丹羽くんは、ノリにのってるモーレゴードくんを、鮮やかにやぶった。


土曜日の琉球戦を断ち切るかのような、素晴らしい戦いだった。




PHOTO:Ctree



丹羽くんが東京に移籍してから、ホームゲームが私は地理的に行きやすくなって、丹羽くんがいないときでも気軽に観戦することができて、木下の試合にはかなり通ったと思う。

本当にありがたい話だ。


で、今回、コロナウイルスの感染予防にともない、選手とのサインなどのファンサービスが自粛された。

マスクの着用も、観客の皆さんにご協力ください、とのことだった。


これはすごくホッとした。


今回の措置で、そうだよな、選手と近くなるわけだから、普通に風邪だってうつしそうだし、室内競技で空気がこもるからこそ、その辺、すごく気を付けないといけないと感じた。


逆に今までごめんね、とも思った。

もしかして丹羽くんら選手たちは、観客から風邪をもらうこともあったかもしれない。

あの子たちは風邪をひいても、市販の薬が飲めない。(ドーピングのため)




今まで行ってきたファンサービスはありがたくて、私もお客様が少ないガラガラの日に、運よくサインを頂いたことはあるけど、通常丹羽くんがいる日は、それはもう、サインをもらいたいファンがとんでもなく群がる。


丹羽くんはTリーグの中でも、サインもらえる難易度MAXだろう。


もらえる人ともらえない人がでるわけで...毎回そういう明暗を見たりする。


丹羽くんがいない日だったかな、サインの様子を見て、一緒に行った人が「今日はファンが殺気立っていないね。」と言った。


アリーナに座ると、もらわないと損かなみたいになぜか煽られる感情も湧き上がるし、その煽られる自分に嫌悪してあの群れには入っちゃいかんと心にブレーキ踏んだり、観客が少ないとかもらえそうなタイミングがあったらその時はトライしようと思ったり、毎回いろんな感情が交差して、自分に少し疲れる。


もう当たり前のようになっていたけど、室内競技で、こんなにサインするのって他にあるかな。





今回は、ファンサービスがない代わりに、勝利インタビューのあと、ケチャップさんが「ファンの皆さん、今ならじっくり写真撮れますよ!」と、ファンのための写真撮影タイムを作ってくれた。


選手横一列に並び、スタンドに向かって、結構長くファンのほうを見てくれて、手なんかふってくれて、なんと幸せだったか。


スタンドに手を振る丹羽くんのうれしそうな笑顔を見れて、来てよかったと思った。


私にとってはこのファンサービスで十分だよ。



PHOTO:Ctree

卓球は選手とファンの距離が近くていい、という方も多いと思うけど、卓球がこれからどんどんメジャーになれば、距離の近さを選手自身が苦しくなってくるんじゃないかな(皆が皆ではないだろうけど)とも感じていて、すでに丹羽くんのようなとても人気のある選手には、距離を保つことが大事だと自戒しているし、もともと距離を縮めたい気持ちがないので私は暴走せんわっていう自信があるんだけど、書いていて、これはこれで別の話だと気づいたので、またいつか書こうっと







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