丹羽くんがここまで自己否定するとは
- Ctree
- 2021年11月25日
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丹羽くんは世界卓球は2回戦でハベソーンに敗れた。
タイムアウト後のプレーを落として、流れが変わり、あれがすべてだったと。
ハベソーンは2017年に松平健太さんが世界卓球1回戦であたり、負けた相手。
当時健太さんはとてもたたかれた。2015年の個人戦も1回戦負けだったので、倉嶋監督も「負けてはいけない。彼はもうプレースタイルを変えないとだめだ。」と叱責していた。
ハベソーンが怖い相手だとは分かっていた。
2019のチームワールドカップも、フルゲームまでいった。
ハベソーンは35歳、衰えるどころか、強くなっていた。
前からパワーヒッターだったけど、ミスも多かった。
今、ミスが少ない選手になっていた。
「日本代表として情けない試合をした。
東京五輪が終わり貪欲な気持ちがなくなり、粘り切れなかった。
今後の国際大会をどうするか考えます」
丹羽くんは是々非々の正直な人で、自分のどこが悪かったか試合後話すことは多いけど、ここまで自分の戦いを自己否定したのは、初めてかもしれない。
東京五輪後も、オフチャロフやヨンシクに負けてるようならオリンピックのコートに立ってはいけないと言ってた。
でも、世界卓球は、気持ちを変えてのぞんでいたはずだ。
五輪争いのプレッシャーからも解放されている。
現に、初戦の入りは素晴らしかったし、ハベソーン戦も、すごいカウンタープレーはいくつもあった。お客さんがわくプレーがでていた。
でも、勝利ができなかったことを、こんなにも情けないと感じている。
丹羽くんの実績はずっとすごいものだったから、許せないんだろうな。
一番相性のいい大会で、2回戦負けは。
水谷さんは世界卓球のシングルスはさっぱりだったけど、丹羽くんの中では自信のある大会だったのだろう。
そして、彼が気持ち一つで戦っていたことを、こんなときに痛感する。
国際大会をどうするのか。。。
もう出ないことにするのかな。
国際大会を目指さない彼に、
スヴェンソンは契約更新をどうするのか。
VICTASは、アドバイザリースタッフとして続けても、看板選手にはしなくなるだろう。
そういうことだよね。
国際大会に彼がいないのは、すごく寂しい。
気が変わってくれるといいけど。
なんかそんなきっかけがあるといいけど。
いつかは来る日なんだけど。
彼は正直に生きる人だから
その心の行き先を、見守りたいと思います。
帰国したらTリーグを頑張ると言ってるので、応援するよ。
もう世界卓球になんの色もついていないよ。
色彩が消えた。
勝っていたら次は黄鎮廷だった。
見たかった。チャンスはあった。
その次は林高遠だったかもしれない。
日本選手の試合は見るけど
もうどうでもいい。
つまらない。
丹羽孝希が居ない風景は、こんなにもつまらない。
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