心優しきパパ丹羽くん、世界卓球がんばれ
- Ctree
- 2021年11月23日
- 読了時間: 3分
テレビ東京の世界卓球の丹羽くんインタビュー。
印象に残ったのが二つ。
丹羽くんの育児と、卓球界を後輩に託しているところ。
丹羽くんはとてもいいパパだ。
疲れて帰っても、お子さんの姿で疲れが吹き飛び、一緒に寝たり抱っこしたりが楽しいといっている。
奥さんの外出で赤ちゃんと留守番になって泣き止まないと大変、と普通に語ってるけど、これはとても協力的な素晴らしいパパだ。
赤ちゃんと二人きりになるのが苦手なパパは、結構いる。
本当は奥さんは一人で外出したいけど、パパにそれがお願いできない人は少なくない。
ワンオペで苦しんでる人がどんなに多い事か。
丹羽くんのように自然にできる人ばかりじゃない。
彼が、時間的拘束が長いサラリーマンじゃない、ってのも大きいけど、なんといっても人柄だよ。
優しい。
丹羽くんのご実家もとても温かい家庭で結束が強いので、そういう育ちの中で、ご本人が自然にできてるんだろうな。
ぜひ、ひよこクラブの表紙を飾ってください(^▽^)/
そして、卓球界に関すること。
水谷さんの引退で卓球界を引っ張る立場になりましたね、と言われ
「僕は今まで引っ張ってきたつもりです。今度は後輩に引っ張って行ってほしい。」
「パリ五輪は今のところ目指すつもりはないです」
「パリ五輪の選考は世界ランキングは関係ないので」
淡々と話していた。
そういうことなんだね。
14歳から日本代表となり、13年間。
そのうちのかなり長い時代を、水谷さん、丹羽くん、が先頭を走り、その次の選手との実力差が大きかった気がする。
たぶん17歳ぐらいからそんな感じ。
もう充分長く、日本卓球界を引っ張ってきた、そういう自負がある。
2017年の張本くんの台頭で、TOP3がダントツ、という構図になった。
でももし張本くんがあらわれなければ、ずっと2トップだったのだろうと思う。
オリンピックに3回出て、世界卓球は11回出場。
五輪に一度も出たことない選手がギラギラと狙い、世界卓球もなかなか出れる大会ではないから虎視眈々と狙ってる選手がたくさんいるなかで、丹羽くんのこのダントツの実績。
気持ちはとっくに後輩に託してるんだな。
ファンとしては寂しい気持ちもあるけど・・・
年末に一般のヒトと対戦する企画がある。
丹羽くんは人と触れ合う企画が他の選手と比べて少なかったけど、今後は、卓球界の普及や、子どもたちを指導する活動が増えていくのかもしれないね。
それはメダリストであるからできる活動だし。
ある日突然ギアが入ることもあるからまだわからないけどw
なんていうか、無理をしてまで狙わないっていうのも、すごく丹羽くんらしい。
自分がやれることに、スッとシフトしていく感じがね。
真晴さんが以前いっていた。
ダブルスでのプレーの中で、
こうきの、狙えるなら狙う、無理なものは無理、という、その潔さがすごいと。
周りがびっくりするぐらいの潔さ。
なかなかできることじゃないんだけどね。。
そんな、ちょっと達観した境地にありながら挑む世界卓球、どうか自由に舞ってほしいと、心から願うよ。

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