応援したくなる世代と、思い入れがあまりもてない世代の違いは何だろう ~応援してきた日々が、自分史~
- Ctree
- 2023年1月28日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年1月30日
全日本の男子シングルスベスト8のメンバーの平均年齢が20.6歳?とのこと。
すごく若い。
高3ひとり(吉山僚ちゃん)、大学1年二人(しのぴ、ハリー)、曽根くんハタチ、大学3年二人(戸上くん、宇田くん)、大学4年一人(田中くん)、そして及川くん25歳。
若い人たちだからこそできる、ブンブンの両ハンド、パワーあふれるプレー。
見ごたえのある準々決勝となることでしょう。
優勝した選手はこの先いろんなテレビ番組に出るのでしょう。
でも、すごく寂しい。
男子シングルスでは、私が思い入れを持ってる選手たちが残らなかった。
私の頭の中では、丹羽くんの学年を軸として、上下の学年がある。
応援したくなる、思い入れがあるのは
丹羽くん、町くん、𠮷田くん、有延くん、の94年生まれを中心としたあの子たちと、それを挟む上下の世代だ。
御内さん、笠原さん、賢二さん、高木和さん、大矢さんという水谷さん世代は、大ベテランという感じ。
学年の近い、年上の、健太さん、上田さん、神さん、英田さん、鹿屋さん、大島くん、まはる
下の代、森薗くん、田添健汰くん、
村松くん、田添響くん、酒井くん、吉村和弘くん
三部くん、龍崎くん、ぐらいまでなのかな。(誰か忘れていたらゴメン)

リアルタイムで、関東学生リーグに通ったし、インカレもずっと見てきたし、日本リーグも追ってきた。
その選手を学生時代からをずっと見てきたので、なんていうか、彼らの青春時代を追ってきて、自分はいいトシなのに、疑似青春体験とでもいうのか、一緒に走ってきたような感覚がある。
全日本の土日に残る選手の顔ぶれに彼らがはいらないと、彼らの青春が、私の楽しかった時も、凄く遠くにいってしまった、そんな寂しさを感じる。
では、今の若い選手の学生時代をいま見続けているんだから、そこに思い入れをのせられないかというと、これが違うみたい。
いちばん先に、心を奪われた、憧れてしまった選手たちの人生のほうを追ってしまう。
あとから出てきた選手よりも、先に好きになった選手の行く末が気になってしょうがない。
私には、やはりあの世代を中心に、これからもずっと心が動いていくのだろう。
水谷さんのファンが、その後、どんな選手が出てこようと、水谷が唯一無二だと、虚しい思いを胸に秘めながら、今の卓球界を眺めているのと似ている。
苦労の多かった若い頃の水谷とともに、ファン生活を歩んできたから、それは自分史でもあるんだと思う。
そう、推し選手を応援してきた日々が、自分史だ。
だから簡単に推しを変えることなんてできない。
今、宇田くん、戸上くん、ハリー、しのぴに夢中な人も、たぶん、あと何年かするとすごく身にしみると思う。
そらくんや、もっと下の世代がもてはやされて、1回でも負けたら「世代交代」とか、この国のマスコミは書くんだぜ(-"-)
そう、メディアが大好きな言葉、「世代交代」って文字に、とても打ちのめされる。
中居くんも最近いっていたけど、メディアの言葉って、攻撃力があるし、残るんだよ。
でも、受け入れるつもりはない。
いやな言葉はスルーだ。
確かに、社会人になると、国内で上位まで勝ち続けるのって、難しくなる傾向はある。
日本では、社会人になったとたんに、練習環境も時間も練習相手の確保も、厳しいんだなと思う。
大学時代にあんなに強かった選手も、ほんの1,2年で、どうしたのだろう、と思うこともある。
でも、ヨーロッパ選手は20代半ばから伸びてくる。
もっというと、30歳を越えてもなお、伸びてる。
日本でも
まだまだ、自分が伸びるって信じてほしいし、実際、中堅やベテラン選手たちは、練習方法も練習環境も、すごく工夫されて、試行錯誤で頑張っている。
ベテランといわれようが、あなた達がトライしている姿に、勇気づけられているファンがいることを忘れないでください。
ラン決に残らなくても、ベスト8に残らなくても
これからも、挑戦していく姿を見せてください。
じんたくや賢二さんの
「課題が見つかりました、また頑張ります」
ってのを見て、涙がでる。
嬉しくて。
闘う炎を消さないで。
ぶっちゃけ、あなたたちを愛しています。
勝とうが負けようが、愛されているあなたたちが、どんなにすごいことなのか、誇りに思ってほしい。
さて
あした決戦を迎える、ベスト4に残った若者たち
大いにあばれてほしい。
刹那的にプレーするあなた達の魅力に、
心をつかまれて、憧れて、
また次世代の新しい卓球ファンがついて、
卓球ファン文化がさらに豊かになっていくことでしょう。
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